代表者インタビュー

所長税理士

髙橋 雅人

~プロフィール~

星座:かに座
趣味:釣り(月2回くらいの頻度で釣り池でヘラブナを釣っています)
特技:ボウリング(最高スコアは217点です!)、どこでも寝れます♪(トイレでも!(笑))
尊敬する人:若宮先生(最初の勤務先の所長で、会計事務所を一代で拡大した方です)、山下先生(税理士としての「王道経営」を教えてくれた方です)
好きな食べ物:キュウリが大好物です!(ざく切りで塩をまぶして食べるのが最高に幸せです!)

会計事務所をはじめることになったきっかけ

開業前、ステップアップのため他の会計事務所に転職しようと考えていたときです。

「私の想う税理士としての仕事はなにか」と考えているうちに、「開業するなら今しかないかな」と思い始めて、勢いで開業することになりました。

そもそもこの業界を目指したのは学生時代、名前がカッコイイという理由から国税専門官に憧れ、色々調べたのです。しかし、受験資格21歳以上であることもあって、最終的には税理士を目指すことに…。当時は学歴よりも資格で勝負したいという思いが強かったです。

専門学校を出て22歳で就職。税理士の資格を取得するのにリーチをかけた状態での就職でした。働き始めると仕事に夢中になってしまい、最終的に税理士の資格を取得したのは10年以上先になりました。

最初の事務所はいわば古典的な税理士事務所でしたね。

0から税理士としての仕事を学ぶことができました。

そこで12〜13年くらい働いた後、ステップアップしようと他の事務所への転職を考えました。最初の事務所でも役職についていて、部下も何人か抱えていたので迷いもありましたが、新しい環境を目指したという感じです。

こちらでは、最初の事務所とはまた違った分野の仕事を経験することができました。

これらの事務所で経験させてもらえたことで、「私の想う税理士としての仕事」を見つけることができたと思います。

 

 

仕事に対する所長としての考え方・想い

税理士=税金と思われがちですが、「経営者を支える仕事」なのだと本当に思います。

一番最初にお客様に「ありがとうございます」と涙ながらに言われたことは、今までで一番嬉しく、今でもその時のことはよく憶えています。

ある時は、「なんとかしてください!」と、お手上げ状態のまったく管理できていない書類の山を、期限直前に持ち込まれてきたお客様もいました。

なんとか期限ぎりぎりに対処できたのですが、そのとき、「今後はちゃんと管理してくださいね」と約束したのです。

当時は創業当初だったそのお客様、今でもきちんと管理してくれていて、何かあったらすぐ相談してくれています。事業も順調で、昨年2店舗目をOPENされました。私の言ったことを守ってくれているというのは、「税理士として信頼されているからなのかな」と思えて嬉しいです。

そして何より、お客様の事業が順調にいく様子を近くで一緒に見させてもらえることが、本当に嬉しいです。

 

 

過去から学ぶ、良い雰囲気作りのための工夫

いい雰囲気で働いてもらうために、所長である私からは口うるさく言わないようにしています。自分が事務所にいて空気が悪いと感じさせることはしたくないのです。スタッフ達とはコミュニケーションをなるべく取るようにして、なんでも言いやすいような人間関係の構築を心がけています。

私も今まで事務所で働いてみて、コミュニケーションの大切さは痛感してきました。この仕事は、個人プレーなのが正直なところです。しかし、色々なことを皆で共有したり、すぐ相談できる環境にいることで、個の力は格段に上がります。そうすることで、お客様に提供できるサービスの質も高まります。

お客様のためにも、そして何よりスタッフのためにも、事務所の良い雰囲気作りは常に考えています。

 

 

スタッフに対する所長としての考え方・想い

「自分を安売りしない」、でも、「ある程度知識を持っていないと高くもならない」ということは、過去に自分も上司から言われた言葉です。安請け合いはしてほしくないけれど、自分の能力がなければ安い人間になってしまう。だから、お客様に見合うような人間になってほしいと思っていますね。

私は、真剣にお客様のことを考えられる人と働きたいと考えています。機械的に仕事をするだけでは「感動」も与えられませんから。知識はたくさんあっても、それが上手に伝えられないと意味がありませんので、ちょっとした言い方にも心配りができればベストです。

当初、簿記2級などの資格を採用条件に掲げていたのですが、今はそれも外してしまいました。もちろん、知識やスキルがあればいうことはありませんが、人間力で採用する人を決めたいという気持ちが主体になっているのです。

仕事以外でも、スタッフには充実したプライベートを過ごしてほしいと考えています。休む時には休んでもらって、メリハリを大切に生活してほしいです。

 

私も釣りが趣味で、休日は車で茨城や埼玉、栃木まで行くこともしばしば。

と、思えば一日中寝ていることもあったりしますが、どちらにしても仕事とのメリハリはつけたいと考えています。

 

 

 

 

未来へ、事務所のこれからについて

未経験や知識の浅いメンバーもいるので、知識量をもっともっと増やしてもらって、プロ集団と呼ばれるような事務所にしたいです。

所長1人がプロの仕事をして、その他のスタッフはお手伝いということではなく、全員がそれぞれプロとしての実力と意識を持って、お客様をサポートできるようになってほしいです。

今優先したいのは職員のレベルアップ。これからも勉強し続けて知識をどんどん吸収して、色々なことに対応できる人材になってほしいです。そのためのサポートやフォローは、こちらも最大限していきたいと思っています。

 

事務所を大きくしていきたい思いはありますが、無理のない程度にと考えています。お客様の満足度を上げることが最も大切だと思っていますので、品質の確保が最重要課題だと考えています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。