歯科医という職業と関わることになったきっかけは？

実は、僕はパイロットになりたいなと思っていて、航空大学校への進学も考えていました。大学進学の時に両親に進められて話をするうちに、医療の世界で「人のためにお役に立つ」という気持ちが芽生えました。

なぜこの事業を始めたのですか？

自分の力を試してみたくなったというのが正直な気持ちです。勤務医時代に、かなり技術的なことはやりこんだという自負があったので、開業したらどこまでやれるかという気持ちでした。今は、「経営」するということが、勤務医の延長線上ではないという重みを日々感じていますが、当時は、正直なところ「事業」という感覚でもなかったですね。

歯科事業に対してどのような思いを持っていますか？

始めた当初より想いはありましたが、それが日々患者様やスタッフと接する中で大きく変わりましたね。大きく成長させて頂きました。

患者様に対しては、こわい、痛い、苦しいイメージという歯科医院のイメージを払拭し、より身近なかかりつけ医としての医院を運営したいと思っています。

スタッフに対しては、歯科業界で働くことを誇りに持ち、この法人が、自己実現の場であってほしい。その場所を提供したいと本気で思っています。

現在に至るまでに苦労したことは何ですか？

患者様にお口とは「命の入り口」であり一番重要であるということをスタッフ全員が同じ温度感と質でお伝えしていくことでしょうか。まだまだ、組織として成長していく必要があり、スタッフと一緒に成長したいと思っています。

仕事をしていて一番大変なことは何ですか？

やっぱり、人のことですね。スタッフが成長を実感でき、やりたいことを実現できる社内風土を創りたいと思い、今は経営に当たっていますが、なかなか理想通りにはいかない局面もあります。
でも一方、人に焦点があたっていることが楽しいと思っていますね。スタッフの成長が実感出来ていて、良い風土づくりに手ごたえを感じているからですかね。

スタッフにはどういう想いを持っていますか？

ただ楽しいではなく、成長をした上での楽しみを味わってほしいと思っています。その舞台に職場がなれればいいですね。

休みの日は何をしていますか？

仕事してます。（笑）
スノボやマラソンに従業員と一緒に出かけることもありますね。

最後に今後の医院の「これから」について教えてください

「スマイルサロン会に勤務したことが私の人生を変えた」そういってもらえる職場にしたい。専門職として働く職場としてどうあればいいのかを追求していきたいと思っています。大前提として、いつまでも笑顔溢れる職場であり続けたいと思いますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

—どんなスタッフが多いですか？

明るくて前向きな人が多いです！
私が感じるのは、医院の外や休憩時間でも、仕事の話が前向きに出来る人が多いということですかね。
職場以外の友達と会うと、逆に仕事の愚痴が多いことにびっくりします。
ほんとに仕事のことを前向きに捉えていて、もっと成長したいと考えている人が多いように思いますね。

—患者様と接するうえで意識していることは何ですか？

スマイルサロン会の前田さん、として患者さんと良い関係を築けるように意識しています。
スマイルサロン会の看板を背負っているという意識で患者様と接することはもちろん、個人としても愛されたいなーと思っています。安心して、愛着を持って来院してもらえるような、患者様との接し方をいつも意識しています。

—仕事で嬉しかったことは何ですか？

患者様とのお話もたくさんあるのですが、今一番に思い浮かんだのは、後輩に「私みたいになりたい」と言ってもらえたことですね。
これまで毎年、新卒入社の後輩達にかかわってきました。正直なところなかなかうまくいかなくて。後輩が退職するとなった時は、本当にショックを受けました。やっと３年目になって、手応えを感じてきています。この間、今かかっている後輩に、「私みたいになりたい」と言われて、嬉しくて涙が出そうでした。

—働き始めて、私生活にも変化がありましたか？

先々のことを考えるようになりましたね。優先順位が変わったともいうのかも。
以前は「ただ楽しい」ことが一番でしたが、今は仕事が楽しくて、自分が成長できることに目が向いているので、目の前の楽しさだけでないことを選び取れるようになった気がします。
親にも変わったね、と言われますね。

—休日はどんな風に過ごしていますか？

旅行が大好きなので、お休みの日は出来る限り時間をつくって旅行に行きます。
昨年は沖縄に行きましたし、日帰りでも和歌山や京都へも行きました♪
スマイルサロン会は、複数の医院があって、お互いにサポートしながらシフトを組んでいることもあり、お休みが頂きやすいのもいいところですね。もちろん、お休みを頂戴するということは誰かがカバーしてくれているということなので、お互い協力することも意識しています。

—目標や将来の夢などはありますか？

目の前は、4月にマネージャーに昇格したいのと、ホワイトニングのカウンセラー資格を取得することですね。
就職当時は、歯科助手という職業を胸を張って言えませんでした。職業意識が低かったし、正直なところ、そう思われてるところもあると思うんです。歯科助手は施術は出来ませんが、歯科医院の中でこんなに活躍できるというのを証明できるような人になりたい！と今は思っています。

—あなたにとって今の医院は、どんな医院ですか？

とても可能性を感じる職場で、自分自身が成長出来る場所だと思っています。
理事長がスタッフの成長ということをとても大事にして下さっているので、院内にはステップアップ出来るしくみがたくさん用意してあるんです。私自身は、最初から仕事にやる気だった訳ではなく、スマイルサロン会で働く中で、いつの間にか仕事スイッチを押してもらった感じですね。今は、チャレンジすることが楽しいし、もっともっと成長していきたいと思っています。