仲間の声

事業主任・言語聴覚士 岡田

児童指導員 大野


 ご入社までの経緯を教えてください

増子社長の弟さんが通っていた医院で言語聴覚士として働いていたところ、院長先生と社長が児童療育の場を増やしたいというご相談をしていました。私も子ども向けの難聴・発達障害の療育施設が増やしていけたらと願っていましたので先生と相談して、イントロンに入社させて頂くことになりました。

入社を決意した「決め手」は何でしたか?

私は医院でも児童療育を立ち上げから取り組んできましたし、児童療育の専門施設を始めるというプロジェクトに興味もありました。しかし決め手は、増子社長の熱意ですね。訓練と支援を子どもからできたら、話したり聞いたりできるようになる可能性は高い。なにより、子どもを育てるのに精一杯で、教育ができないことで自分を責めている家族の心の支援にもなる。その為にこの事業を始めたいから力を貸してほしいと。熱い思いに共感して、お世話になろうと思いました。

 

星座 : てんびん座
趣味 : 剣道、スポーツバイク
特技 : 巻き寿司はプロ並み!
尊敬する方 : 柳田 國男
好きな食べ物: 牛タン

現場で戸惑ったこと、困ったことは何ですか?

医院ではなく、新しい事業でしたから周囲の知人と相談してもわからないことも多いので初めての連続です。埼玉県内にはこうした難聴の児童支援施設が5か所しかなくてもっともっと増やしていかなくてはならない。児童聴覚障害の専門支援施設の第一号ですので、やりがいと責任は大きいですが、苦労も多いです。
その分学ぶことも多いので、成長できます

 

どんなスタッフが多いですか?

まだ始まったばかりなので、スタッフもまだ二人だけなのですが、どちらのスタッフも心根がとても優しくて助かっています。子どものことに真剣で、まるで自分のことのように考えながら、その子に必要な支援を時間も惜しまずに考えて取り組んでくれます。

 

こどもたちと接することで意識していることは何ですか?

保護者の方にお子さまの状態やかかわりかたを分かりやすく説明することが大切ですね。そんな時にも、子どもを伸ばしたいという願いと障害を受け入れられない複雑な思いがありますし、子どもたち以上にご家族を傷つけてしまわないように気をつけています。
お話をしているときに、お子さんの変化を感じていただけて嬉しそうな表情をなさったときには、ほっとして嬉しい気持ちになりますね。
また、子どもたちそれぞれに個性がありますから、その子にあったコミュニケーションのとり方を日々考えて接しています。

 

仕事をしていてうれしかったことはなんですか

ここを卒園していくということは、成長したということ。さみしくはなりますが、もうここに来なくても良いくらいに成長したお子さんから、ここに来てよかったです。
ありがとうと自分の言葉で話してくれたときにはとてもうれしかったです。

 

休日はどのように過ごしていますか?

名産やグルメを求めて、色々な所へ旅するのが好きです。民俗学者の柳田先生を尊敬している影響もあって、現地の空気や歴史を感じながら、考えることが好きなのだと思います。
仙台に牛タンを食べに行ったときには3件ハシゴしたら、お腹がいたくなってしまいました(笑)

 

目標や将来の夢について聞かせてください

埼玉県もですが、全国で数えても通所発達支援で難聴を扱っている場所は非常に少ないです。待っている子どもたちのためにも、どんどん事業所を増やしながら経験を生かして高度な支援が行っていけるように、経験者である私が先頭をきって成長させます。
新規事業ですが、経営陣の皆さんも私たちがチャレンジすることに非常に寛容です。
お子さんの聴覚障害などで悩まずに、気軽にエントに相談していただけるようにがんばりたいです。

星座 :さそり座
趣味 : 演劇鑑賞・ライブ観戦・カフェ巡り
特技 : 絵や文章を書くこと・誰とでも仲良くなれる
尊敬する方 : 中学時代の恩師
好きな食べ物: ドリア・グラタンなどクリーム系

 

 

 

ご入社までの経緯を教えてください

福祉人材センターの求人からの応募です。言語指導に当たる上での検査機器も充実していて個にあった支援ができると思いました。

 

入社を決意した「決め手」は何でしたか?

私は以前に児童発達支援の集団療育の現場で勤務をしていました。面接の際に今までの仕事について熱心に聞いてくださり、また今後ここでの事業をどのように展開していきたいかというビジョンもお話してくださいました。自分のこれまでの経験を活かせる場があること、そして将来への見通しを持って働ける職場だなと感じ入社を決めました。

 

現場で戸惑ったこと、困ったことは何ですか?

難聴のお子さんとの関わりはほとんど初めてだったので手話も指文字も分からない私はどう子どもたちとコミュニケーションをとって行ったらよいのか悩みました。しかし現場に入り、頭でっかちに考えすぎていたなと思い知りました。大切なのは、話し手に注目してもらうこと、目を見て話すこと、あとは笑顔でいることでした。雰囲気はすごく大事ですね。人と人ですから。子どもたちは敏感に感じ取りますよ。
今は手話や指文字を取り入れたプログラムを考えて行っています。環境さえ整えばやりとりはしやすいです。

 

仕事をするうえで意識していることは何ですか?

子どもたちから出る表現を見逃さないことです。言葉だけではなく、目線や身振りからたくさんの情報を得ることができます。ちょっとしたサインを見つけられるか、それを拡げられるかはプロとして腕が試される部分だと思っています。

 

どんなスタッフが多いですか?

人当たりがいい人、それでいて冷静に物事を評価できる目もある、そんな人が多いのではないでしょうか。「あの人のここがいいな」と思える部分がたくさん見つかります。それって素敵なことですよね。

 

仕事を始めて私生活で変わったこと

聴き上手になりました。今までは自分が、自分が、と話してしまうタイプだったのですが、しっかり相手の話を聞いてやりとりをすることで人間関係も濃くなりました。

 

休日はどのように過ごしていますか?

天気の良い休日は外に出かけることが多いです。お花見や、お散歩、ピクニックと、自然の中でのんびりできることが好きです。年に何回かは演劇鑑賞に行きます。劇団四季のリトルマーメイドは本当に美しくてプリンセスに憧れていた幼少期の気持ちがよみがえりました。

 

目標や将来の夢について聞かせてください

自分も、周りも笑顔でいられる環境を作ることです。家庭でも、友人関係でも明るい関係でありたいです。社会人としては自分がすべき役割をしっかり務め、プラスα「あなたと一緒に仕事がしたい」思ってくれる仲間や後輩ができたり、「先生とお勉強がしたい」と通ってきてくれる子どもたちに囲まれることが自分のやりがいにつながると思います。

 

仕事で嬉しかったエピソード

『先生に一番に見てもらいたくて』と満面の笑みで言ってもらったことです。「水族館に行ったよ」、「歯が抜けたんだよ」どんな些細な出来事でも先生に見てもらいたい、共有したいと思ってもらえるのはとても嬉しいことです。
子どもたちとその話題で盛り上がったあとは「じゃあ今日はそんな水族館にいる生き物のお勉強をしてみようか」と経験から話題を広げるのも個別療育ならではの楽しい時間ですね。

 

エントのここが面白い!

風通しの良さと心地の良い距離感はピカイチではないでしょうか。前職での経験もある私に、今までやってきたことを発揮させてくれる場と、新しく学んだことを踏まえて挑む場をいいバランスで与えてもらっています。任せきりではなくしっかり経過も気にかけてくださるので疑問に感じたことや不安に思ったことはすぐに相談できるので安心できます。
「思ったようにやってごらん」といえる寛大さは人を信じてるからこそだと思います。信じてもらえているのならしっかり務めたいと思わせてくれる環境です。

 

最後にひとこと!

イントロンには薬剤師をはじめ、医療事務、言語聴覚士、児童指導員と様々な専門領域を学んできた仲間たちがいます。一つの物ごとにぶつかった時に多方面から考えられる力は大きな武器です。これは今後も新しい可能性に繋がると信じています。私どもエントも言語聴覚士の言語検査を踏まえた上で、利用者様とアセスメントを行い、より良い支援方針を立てていけるよう努力しています。可能性をたくさん秘めた子どもたちに「ことば」を使って伝える喜びを味わってもらえるよう療育に努めていきます。